大分国際車いすマラソン通訳ボランティア代表らが講義

2015.06.09

 

 身近なところで出来る国際的な協力や交流を考え、自ら行動する姿勢を養う国際ボランティア論。5月22日(金)の講義では、大分国際車いすマラソン通訳ボランティアCan-doの後藤恵子代表ら8名の方々を講師としてお招きしました。
 

 今年で35回目となる大分国際車いすマラソンは1981年、世界で初めて開催されました。通訳ボランティアCan-doは、海外選手の通訳や付き添いなどを行う団体です。講義では、選手の受け入れ手続きや書類の手配、コースの下見の同行など、多岐に渡る活動についてメンバーが学生に話しました。またレースだけでなく、様々なイベントが行われていることを映像で紹介。「トップアスリートと直接触れ合える、他にない活動です。各国の選手と話して、その人生に関われるのが醍醐味です」と、魅力を語りました。
 

 このボランティアで特に求められることは、選手の身体のことを知り、配慮することです。今年もボランティア学生を募集している通訳ボランティアCan-do。「言葉よりもハートと体力で活動できます!ぜひ皆さんも参加して、楽しんで」とメンバーの方々は学生に呼びかけました。