巨大モザイクアート展が開幕しました

2015.12.15


 

 市民参加による巨大モザイクアート展が12月13日(日)に開幕し、大分市の三井住友銀行大分支店前で開会式・除幕式が行われました。

 モザイクアートはルノアールの「ピアノを弾く少女たち」をモデルに市民のみなさんにご協力いただき制作しました。縦4.5メートル、横3.5メートルの大きさで、1センチ四方の色紙を13万2000枚使用しています。三井住友銀行大分支店を緑のリボンでラッピングし、切手の形のモザイクアートを貼っています。

 開会式では、大分県職員吹奏楽団が「勇気100%」や「赤鼻のトナカイ」などを演奏し、式を盛り上げました。そして、佐藤樹一郎・大分市長、中山欽吾学長らがあいさつをしました。佐藤市長は、「商店、企業そして市民、芸短の学生のみなさんが一緒になって大分のにぎわいを作っています。このイベントをきっかけに個性ある商店街を楽しんでもらい、今後ますますにぎわいを作っていければと思います」、中山学長は「本学の学びを通して学生の大分への愛着が年々増しています。この活動もその一つです。ワクワクする街になるよう、本学はこれからも努力します」と話しました。また、三井住友銀行大分支店の和田友宏・大分支店長は「街に出てくる楽しみになれば」と語りました。

 このイベントを行った本学情報コミュニケーション学科の地域総合連携研究室(地総研)の阿部りなさん(1年)は「最初、『銀行をラッピング』という話の規模が大きすぎて理解が難しかったです。しかし、この活動を通して段取りの大切さを実感しました」、小野桃さん(同)は「ここまでに、計画通り進まないことに直面するなどして大変でした。大雑把ではなく、細々とした計画をたてることの重要性を学びました」と語り、晴れ晴れとした笑顔を見せました。

 巨大モザイクアートは、12月25日(金)まで三井住友銀行大分支店に展示されます。ベストな観覧場所は府内5番街の赤レンガ館前です。ぜひ足をお運びください。また展示場所へ誘導する、市内の幼稚園児や小学生が作ったかわいいガーランドを設置しています。こちらも併せてご覧ください。