たけたキャンドルナイトリターンズを実施しました

2016.02.01

 東日本大震災で被災した仙台市と、北部九州豪雨災害で被災した竹田市の双方の早期復興を願い、お互いの地域を応援することを目的に2012年から「竹ほたる」ははじまりました。この最終日にあわせて、たけたキャンドルナイトリターンズを、12月5日に引き続き、1月23日(土)に実施しました。大豪雨や巨大台風、猛暑など、地球温暖化は大きな影響を及ぼしつつあります。環境問題に関心を持ってもらい、子どもたちに明るい未来を残すために、学生28人が参加して、実施しました。キャンドルは植物油からつくり、キャンドルホルダーは牛乳パックを利用、たくさんの子どもたちに再生紙に絵を描いてもらいました。

 当日は、一般参加によるキャンドルホルダーづくり、環境スタンプラリーなどを行いました。キャンドルはあわせて356本、竹田のパワースポット、八幡山の市民いこいの広場から八幡川横丁に飾りました。寒波が近づき、あいにくの天候でしたが、冬の凜とした空気の中、たくさん子どもたちが描いてくれたキャンドルが竹田のパワースポットにきらめきました。

<キャンドルづくりに協力くださった団体>
 ・大分市上野愛光保育園  ・大分市ふたば保育園  ・竹田市豊岡小学校
 ・豊後大野市すがおこども園  ・1月16日(土)の楽市楽座で書いていただいたみなさん

<参加学生の感想>

 

 

 

<参加学生の感想>
◆たくさんの人と関わりを持つよう心がけた

情報コミュニケーション学科2年 久保田瑞穂

 今回は竹田キャンドルナイトリターンズで、リターンズということは、前回が好評だったからだと思い、一度も竹田に行ったことがなかったのもあり、竹田を少しでも盛り上げる手助けができればと思い参加した。まず、商店街にたけたキャンドルナイトの宣伝をし、クイズラリーをしていることを地元の子供に宣伝した。そして、キャンドルを道に並べた。1時間半ほど経過すると、片付けをはじめた。一緒に参加していた1年生や、まだ話したことのなかった同級生と仲良くなれた。

 商店街に宣伝をするとき、とても気温が低かったためか、地元の人はほとんど歩いていなかったため、お店の中に入って宣伝をしなければならなかったが、お客ではないのにお店に入るのには抵抗があった。しかし、勇気を出し、低姿勢で事情を話すと、快く聞いて下さり、宣伝をすることができた。

 狩谷先生の講義で、たくさんの人と関わりを持ったほうが良いと教わったため、地元の商店街の方だけでなく、一緒に参加した学生とも積極的に話すようにした。商店街を活性化させることは想像以上に難しく、今回のように、地元の人の協力がなければイベントも成功させることができないと感じた。地元の人が外に出ようと思うようなイベントが大切だと思った。
 

◆竹田の方々はみんな優しい人ばかりで驚いた

情報コミュニケーション学科1年 吉山歌織

 以前、竹田であった「6/7(日)竹田情報発信事業~城下町下本町の街並み景観を楽しむ会~」を参加した時、人がとても少なく感じたのでこの「竹田キャンドルナイトリターンズ」では人が増えるのか気になったから。また、不純だがキャンドルナイトと竹ホタルを見たかったから参加した。「竹田キャンドルナイトリターンズ」のチラシを近所に配って来てもらえるように呼びかけた。あと、キャンドルを設置したり、火を点けたりした。

 岡本屋さんの店で店員さんと竹田の気候状況や家に籠もる人が多いことなどを話した。
また、チラシ配りの際、近所の方が気遣ってくださった。寒かったので、カイロを使ったり温かい飲み物を買ったりして暖をとった。暗く見られないように笑顔と、目を見たりして話した。竹田には、老人が多く若者の数が少ないと感じた。その為か寒いからが理由かは分からないが、子供はほとんど来なかった。また、美容院が多いことが印象強かった。社会的な背景や意義について分かったことは、チラシ配りをするにあたって同じ店に来たとき、歓迎してくれた。竹田の方々はみんな優しい人ばかりで驚いた。道を尋ねればちゃんと返してくれるし、反応してくれる。とてもありがたいと思った。