たけた食育ツーリズム研修に行ってきました!

2014.07.30

 

 7月19・20日、学生23名でたけた食育ツーリズム研修に行きました。この研修は、竹田の豊かな農産物を味わい情報発信する目的で実施しています。
19日は農家民泊グループ「きちょくれ竹田」の4軒に宿泊し、ふかしまんじゅう・コロッケ・海苔巻きなどをつくり、木工や魚釣りを楽しみました。その様子を撮影して各農家のホームページを更新しました。

 20日には午前4時に起床、竹田市菅生の卯野農場に集合、夜明け前にとうきび(トウモロコシ)の収穫を行いました。夜明け前の糖度が一番高いスイートコーンをかじり、そのおいしさを実感しました。卯野さんに菅生のとうきびの歴史や現状の話を伺い、その後、当日参加の学生10名も加わり、道の駅すごうで行われた「とうきびフェスタ」のお手伝いをしました。

 菅生は九州一のとうきびの産地ですが、阿蘇産として出荷されていたために、知名度がなく、ブランド化できませんでした。そこで6年前からとうきびフェスタを開催して、多くの方々に菅生のとうきびを知ってもらうことになりました。芸文短大では、この「とうきびフェスタ」の第1回目から参加して、出荷時期の人手が足りないこの時期にイベントのお手伝いを行ってきました。また、ホームページやフェイスブックページ「たけたみつけた」を作り、農家民泊や菅生のとうきびを知ってもらう試みを行ってきました。

  とうきびフェスタの後片付けを行ったあと、竹田城下町に移動、空き店舗を使った地域活動拠点「旧岡本屋」に行き、「夏越まつり」を取材しました。「岡本屋」で今後の活動についての話し合いを行い、一泊二日の研修を終えました。

        

以下は、参加した学生の感想です。
 もちろん一番は、民泊ができるということ、このしかも普通のスタイルではなく自然をモチーフとしたこの手法にとても引きつけられたのではないのではないかと思います。
まず、1日目の民泊では、着いてから森のぶらんこの方で酒まんじゅう作りをみんなでやりました、そのあとにはみんなで炭酸温泉に浸かりました。夕ご飯は民泊の奥さんの手作りの野菜を中心としたバランスのとれる食事をいただきました。
 2日目では、早速みんなでとうきび収穫体験を行いました。そのあとはとうきびフェスタで私たちはお手伝いとしてスタッフを経験させていただきました。私はその際、道案内の方を担当しました。道案内ではお客さんに的確に説明するように努力いたしましたが、大人から一緒にいる子づれまでコミュニケーションを大事にし、また実際に行く時に私も子供だったら「いってらっしゃい」という送りの言葉を言ってくれたら嬉しいと思うので実際にそれを行ったりして、お客さんを楽しませることができたのではないかと思います。
 今回竹田農家民泊に実際参加することによりいろいろなことを知ることができ、また、向こうの人が求める要求としてもっと情報発信してほしいということで、来年もこれに参加し、今度は観光気分だけではなく、先輩たちのように考えられるようになりたいと感じました。
 また、2年生のゼミになってからも、より魅力を実際に感じられた良い機会だと感じました。まだまだこれから竹田は情報発信すべき地域だと思います。最後の観たお祭りでも伝統を大事にされていたし、街のところでさえも瓦の家がたくさん立ち並び、とても良い場所だとかんじました。社会のためにもこういう経験はすべきでもありとても良い機会なのではないかと実際に思うことができました。
情報コミュニケーション学科1年 小森麻以
 
 農家民泊に参加を決めていたので、その延長で参加していこうと思ったから参加した。長机やパイプ椅子を運び、とうきび収穫体験の呼びかけ、興味を持ってくださった方へ会場ややり方などを伝へ案内した。
 その後、竹田の城下町を2時間程散策し、武家屋敷や古民家、伝統的な細工物などを見せていただき、その店の方や通行人の方とコミュニケーションをとった。集合場所に行ったあと竹田のお祭りの踊りや太鼓パフォーマンスを見せていただき、竹田の方のお話を聞いた。
 収穫体験に興味を持ち話を聞きに来てくださった方や、とうきびフェスタの運営の方、散策途中に出会った細工物のお店の方や、道で散歩をしていた方などの様々な人から竹田で近々あるイベントや竹田の町の有名な場所、そのゆかりなどを聞いた。とうきびフェスタの収穫体験は最初なかなか人が集まらなかったので、呼びかけを積極的に行った。
情報コミュニケーション学科2年 畠田朋実