大分県立美術館開館10周年記念アニバーサリーアートの制作を行いました

　美術科美術専攻と専攻科造形専攻の学生が大分県立美術館開館10周年のアニバーサリーアートの原画制作とディレクションを行い、今年10歳になる大分県内の小学4年生100名と一緒にハンドスタンプアートを制作しました。

　4月19日（土）、本学芸短ギャラリーに100名の児童が集まり、学生と共にハンドスタンプを行いました。真っ白の大きな原画を目の前に、最初は緊張した様子でしたが、手にインクを付ける際や、紙にハンドスタンプを押す際に学生とコミュニケーションをとることで、みなさん楽しそうに作業をしていました。そして自分の手形に名前を記し、児童にとっても記念となる作品が完成しました。

　この作品は≪華〔HANA〕≫と題し、大分県立美術館開館10周年記念を象徴する10個の円の形と、年月や季節が流れ移り変わっていくような華やかでカラフルな彩りの重なりにより、見る人によってさまざまな情景を想起させる作品となりました。

　作品は大分県立美術館にて5月6日（火・祝）まで展示されていますのでお近くの方はぜひご覧ください。