国際総合学科「経営学研究室」の地域課題解決に向けた取り組みが表彰されました

　国際総合学科「経営学研究室（担当：秋庭淳志講師）」の地域課題解決に向けた取り組みが、令和6年度おおいた地域連携プラットフォーム「地域の課題解決事業」において、視聴数部門で第1位となり、表彰されました。同事業は、大分県内の大学・短期大学等の教員が企画し、学生とともに地域課題等の解決を図る事業です。令和6年度は各大学等が事業成果をまとめた29本の動画をYouTubeで公開した結果、再生回数が最も多かった経営学研究室の事業が表彰を受けました。

　経営学研究室は、同事業において中津市本耶馬渓地域の放置果樹に係る課題解決に向けた体験型サービスの開発に取り組みました。近年、地域貢献活動に対する消費者のニーズが高まっている点に着目し、放置果樹の収穫・管理を中長期的に担う「関係人口」創出を視野に入れたサービスを開発するとともに、一般の消費者を対象に有料のモニターツアーも実施しました。モニターツアー参加者に対するアンケートの結果、果実の収穫体験を軸にした地域貢献型の体験型サービスを評価する声が多く、約8割の参加者が定期的な農業体験に参加する意向があることが明らかとなりました。

　令和7年度、経営学研究室では、インバウンドビジネスへの対応に向け、国際化に取り組む市町村や中小サービス業の課題解決に協力する予定となっており、地域課題解決に向けた取り組みを継続的に行います。