千年の歴史を体感！宇佐神宮荘園・田染荘で御田植祭に参加！ 「文化と観光」オプション講座 in 豊後高田を開催しました

　2025年6月8日（日）、共通科目「文化と観光」の一環として、持続可能な観光の先進事例や六郷満山の文化について理解を深めることを目的に、受講生5名が豊後高田市の田染荘を訪れました。

　田染荘は、平安時代に宇佐神宮の荘園として整備され、約1200年の歴史を誇ります。現在も、かつての田園風景が色濃く残されており、平成22年には国の重要文化的景観に選定されています。
　学生たちは、宇佐神宮神職による神事の後、中世の装束を身にまとい、現代ではあまり見られなくなった手植えによる御田植を体験しました。泥にまみれながらも、伝統的な農作業を楽しむ貴重な一時となった様です。

　参加した学生は「実際に田んぼに入って作業をすることで、千年以上にわたって受け継がれてきた稲作の一端に触れることができ、その歴史の一部を担えたような気がしました。次は稲刈りにも参加したいです」と話していました。
　また、田染を含む国東半島一帯は「六郷満山」と称され、仏教文化や神仏習合の文化が栄えた地域です。この日は真木大堂も訪問し、国の重要文化財に指定されている仏像群も拝観しました。お寺のご担当者のご好意により、歴史や仏像について丁寧なご説明をいただきました。

　最後に、貴重な体験の機会を提供してくださった荘園の里推進委員会の皆様、ならびに真木大堂のご担当者の方に、心より御礼申し上げます。

・NHKニュース：https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20250608/5070021477.html
・OBSニュース：https://youtu.be/pgVSZ3WBWOE?feature=shared
・当日の様子は国際総合学科Instagramでも公開中⇒★