「情報Ⅰ」動画教材完成発表会を開催しました

　 情報コミュニケーション学科の野田佳邦准教授の研究室と「造形研究Ⅱ（担当：西口顕一准教授）」を履修する専攻科造形専攻の学生が連携して制作してきた高校必修科目「情報Ⅰ」教育支援動画の完成発表会が行われました。

　このプロジェクトは、人材の不足が懸念されている情報系教員の支援と高校生の「情報Ⅰ」への理解を深めるため、専門家監修のもと、学生が主体となってシナリオやデザイン等を制作したものです。

　野田研究室による『産業財産権』動画は、シナリオ・キャラクターデザイン・動画の見せ方のアイディア等を行ったものを動画制作会社に依頼しました。大分県出身の声優が担当し、実在の商品ロゴ等を採用したストーリー仕立てで学べる動画に仕上がっています。

　また、専攻科造形専攻学生による『情報デザイン』では、専任教員によるアドバイスの元、シナリオから絵コンテ、デザイン、編集まで全ての工程を学生が手掛け、シンプルで伝わりやすい動画を制作しています。

　発表会には関係者が出席し、各研究室の取り組みの経緯の説明の後実際に制作した動画を視聴しました。

　野田研究室が制作した『産業財産権』支援動画（三菱みらい育成財団助成事業）は1月24日よりYouTubeで公開開始。西口研究室の取り組む『情報デザイン』支援動画は2月中旬頃の完成予定となり、全国の高校において情報教育の教材としての活用が期待されています。

【情報Ⅰ】産業財産権

　また、ＯＢＳ大分放送テレビ「イブニングプラス」（１月２４日（水）１８時１５分～）では、一般公開に先立って行われた完成発表会の様子が放送されました。

[OBS大分放送テレビ]
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/959871?display=1&mwplay=1