2014年度第1回学生選書ツアーを開催しました

 

 6月21日(土)大分フォーラス内ジュンク堂書店にて、今年度第1回目の「学生選書ツアー」が開催されました。
 ツアー当日の様子と、一週間後に行われた意見交換会の様子も併せてお届けします。

 
 

  選書ツアー

 

公募により選ばれた7名の学生(美術科4名、国際総合学科生1名、情報コミュニケーション学科2名)が、約2時間、1人2万円程度の予算で、学科や大学に必要、個人的に興味のある分野という視点から本を選んでもらいました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、参加者の皆さんは気合充分!和気あいあいと楽しく始まりました。

時間は2時間程度、予算2万円の中で、図書館に置いてほしい本を選びます。自分が読みたいだけでなく、いろんな人に手に取ってほしい本を選ぶので、何度も本を手に取り、悩みながら選んでいきました。せっかくの機会ですので、予算ぎりぎりまで粘ります!

そうして今回選んだ本は、全部で107冊。書店と図書館を経由し、登録後に館内の特設コーナーへ配架されます。

 

 

  意見交換会

 

6月25日(水) 16:20から約1時間半、学生選書ツアー参加者と学科の教員、図書館職員による意見交換会が開かれました。
図書カードの進呈後、学生選書ツアーの感想、選書ツアーで選んだ本についての紹介をおこないました。また図書館の利用について気づいた点など、学生さん視点の貴重な意見をたくさんいただきました。

参加者の皆さん、ありがとうございました&おつかれさまでした!

 

 

 ■参加理由・感想
・芸短の図書館はデザイン系の図書が充実していてありがたい。評判の良い本や好きな小説をみんなにもっと読んでもら  いたいと思っている。
・ある程度選ぶ本を決めていたのだが、書店の本が多いのでもっとたくさん選びたかった。
・前回の選書ツアーでは急用ができて出られなくなったため、悔しくてリベンジした。
・予算以内で決めるのは難しかった。店内を歩くし頭を使うしで大変だったが、楽しかった。
・書籍関係の職に就きたいと考えている。
・本をあまり読まない人はハードカバーだと大きくて量が多く感じるので手に取りにくいのではないか、文庫の方が手に取り  やすいのではないか、と思い主に文庫本を購入した。
・絵本が好きで案内を見て参加した。
・芸短図書館は絵本が少なく、内容も昔話がほとんど。コーナーも一番端にぽつんとあるだけなので、もったいなく感じてい  た。
 本を選んだ理由
   
・紹介本:『鼻行類』
  
 1941年に太平洋のハイアイアイ群島で発見された鼻で歩く動物・鼻行類について、学術的に非常に詳しく記されている。
   しかし内容は全てうそっぱち、鼻行類は空想の動物という衝撃的な内容。動物学者が翻訳したりと本格的で、ぜひ手に
   
とって衝撃を受けてほしい。
・紹介本:『蒼い炎』
フィギュアスケートの羽生結弦選手は天才と言われているが、実際は多くの苦労や葛藤、震災を乗り越えてスケートを続 けていたことが書かれている。自分が羽生選手と同い年ということもあり、応援している。羽生ファンにはぜひ読んでほし い。

・紹介本:『浜村渚の計算ノート』
数学に関連するテロばかり起こす犯人と、それを解く主人公の話。自分は数学が苦手だが、とても面白かったので数学が 好きな人にもお勧めしたい。

・紹介本:『いぐいぐいぐいぐ』
「いぐいぐいぐ~」と「しゅるしゅるしゅる~」としか書かれていないページがあり子どもの頃に読んでトラウマになった。絵も 良いので、読んで印象に残してほしい。
 
 

  学生選書ツアーコーナー

 選書ツアーで購入した本は、入口すぐの「学生選書ツアーコーナー」に配架しています。 どんどん借りてくださいね♪
  今回選ばれた本はこちらからご覧ください。 <選書リスト (556.6KB)
 
学生選書ツアーは年2回開催されています。次回は11月頃に開催予定です。
興味のある方はホームページや掲示板、twitterでチェックしてみてください!
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