「医看工芸連携シンポジウムinおおいた」が開催されました

2017.11.09

 

 11月1日(水)、コンパルホールで「医看工芸連携シンポジウムinおおいた~医療・福祉機器開発×デザイン×知的財産~」が開催されました。このシンポジウムは、医学・看護・工学・芸術分野といった異業種が連携して医療・福祉機器を開発する試みや、その活動におけるデザインや知的財産の重要性をテーマとするものです。9月に福岡で開催され、来年1月には神戸でも開催される予定です。

 シンポジウムでは、本学美術科の松本康史専任講師が「医療・福祉機器とプロダクトデザイン」という演題で、2017年度グッドデザイン賞を受賞した高齢者施設用椅子の開発経験をもとに医療福祉分野におけるプロダクトデザインの視点について講演を行いました。

 なお、このテーマに関して本学は大分大学・京都大学・京都市立芸術大学・大阪大学と共同研究を行っており、情報コミュニケーション学科の野田佳邦専任講師が研究活動に参画しています。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  シンポジウムプログラム

  【基調講演】
  「衣料から医療へ ~異分野事業への参入~」
   講師:グンゼ株式会社 相談役 児玉 和 様

  【講 演】
   1.「デザインと知財の重要性について」
   講師:京都市立芸術大学美術学部 教授 辰巳 明久 様
   2.「医療・福祉機器とプロダクトデザイン」
   講師:大分県立芸術文化短期大学 講師 松本 康史 様
   3.「医療現場からの産学連携」
   講師:大分大学医学部附属臨床医工学センター 教授 穴井 博文 様
   4.「医看工芸連携に関与する人が知っておくべき知的財産の知識」
   講師:大分大学産学官連携推進機構 教授 富畑 賢司 様

  【パネルディスカッション】
   テーマ:「医療・福祉機器開発×デザイン×知的財産」
   コーディネータ:京都市立芸術大学 辰巳 明久 教授
   パネリスト:グンゼ株式会社 相談役 児玉 和 様
   大分県立芸術文化短期大学 講師 松本 康史 様
     大分大学医学部附属臨床医工学センター 教授 穴井 博文 様
     大分大学産学官連携推進機構 教授 富畑 賢司 様

   【クロージング】
   「医看工芸連携活動の重要性と、新たな参入チャンス」
   講師:大分大学産学官連携推進機構 教授 富畑 賢司 様