情報コミュニケーション学科の学生がデザインパテントコンテストで入選しました

2018.01.11

 

 文部科学省、特許庁、日本弁理士会、(独)工業所有権情報・研修館が主催する「平成29年度デザインパテントコンテスト」に情報コミュニケーション学科1年生 木下楓さんの作品(作品名:「ハンガー用ネコ型ジョイントフック」)が意匠登録出願支援対象に選出されました。 

 このデザインパテントコンテストは学生一人ひとりのデザインで社会や暮らしをより良くし、未来を切り拓く、そのような体験の機会を提供し、知的財産権制度の理解を促進することを目的に開催されています。優秀賞を受賞した作品は実際に特許庁への出願が支援され、特許権又は意匠権の取得までの手続を実体験することができます。

 情報コミュニケーション学科の野田佳邦専任講師が知的財産教育活動の一環として昨年7月にコンテストへの応募を呼びかけ(説明会の様子)、今年度は全国506件の応募から32件の選出と非常に競争率の高いコンテストでしたが、平成27年度に続き本学の学生は今回で二度目の受賞となりました。

 

 1月11日(木)には木下さんと野田専任講師が中山学長に受賞の報告をしました。報告の中で木下さんは、作品のアイディアを思いついた経緯や、過去の作品の調査が大変だったと話してくれました。

 中山学長は「アイディアや着眼点が素晴らしい。厳しい競争率をくぐり抜けた経験を、今後の自信に繋げてほしい。」と木下さんを激励し、野田専任講師は優秀賞の受賞について「締め切り直前まで、夏休み中もミーティングを重ねた努力が結果に結びついたのではないか。」と木下さんの努力を称えました。

 支援対象となった木下さんの作品については、今後弁理士の指導を受け、意匠権の取得を目指します。作品のビジュアルの公開は意匠登録の出願後になります。続報にもご期待ください!