ビブリオバトルを開催しました!

2018.06.01

 5月24日(木)、本学附属図書館「図書館まつり」(5月7日~5月31日)のイベントの一環として、ビブリオバトル(知的書評合戦)を開催しました。ビブリオバトルとは、発表者がそれぞれ紹介したい一冊を持ち寄り、制限時間の中で魅力を紹介し、投票によりチャンプ本を決定するコミュニケーションゲームです。

 今年度も国際総合学科「日本語プレゼンテーション」(担当:長福香菜専任講師)を受講の国際総合学科2年生の6名がそれぞれお気に入りの一冊を持ち寄り、本と出会ったきっかけやあらすじ、感銘を受けた点など本の魅力や、その本を人生のアドバイスとして役立てた経験なども取り入れながら、書評合戦を繰り広げました。 

 


 


 投票の結果、江藤和さんが紹介した『女性の品格』(板東眞理子著)がチャンプ本に選ばれました。江藤さんは本に過去の自分を重ね合わせ、「さまざまな場所で行き詰まったときにヒントをくれる、人生の指針となる本」と紹介し、投票者の支持を得ました。

 2位は藤澤百恵さんが紹介した『いつかすべてが君の力になる』(梶裕貴著)、3位には國田愛実さんが紹介した『何者』(朝井リョウ著)と、永田雛子さん紹介の『シューカツ!』(石田衣良著)の2冊が選ばれました。

 
  入賞した4名には河上央図書館長から賞状と記念品が手渡され、「制限時間の中でしっかりと本を紹介した点が素晴らしかった。また、あらすじだけでなく本の持つテーマを重視しながら紹介した点に興味を惹かれた。今回の経験をこれからの就活などにいかしてほしい。」と総評がありました。
 

 司会を務めた奥野友梨さん(国際総合学科2年生)、勝目理可さん(専攻科造形専攻1年生)のスムーズな司会のもと、参加者の間で活発に意見が交わされ、もっと本を読もう、もっと図書館を活用しよう、と思えるビブリオバトルとなりました。