アートマネジメント実習として「オペラのバックヤードツアー」を行いました

2018.11.26

 11月17日(土)、iichiko総合文化センターでの「オペラの祭典 イタリアの愛と情熱」において、舞台監督の小栗 哲家さんのご協力を得て、『アートマネジメント実習Ⅰ』として本番前の時間を使ったバックヤードツアーを行いました。

 Ⅰ部のモンテヴェルディ作曲「ポッペアの戴冠」で総合演出を担当する小栗 哲家さんが講師となり、舞台用語が歌舞伎に由来しており「寸や尺など長さの単位が現在でも使われていること」や欧米と日本との舞台の違い、劇場とホールとの違いなどを丁寧に説明していただきました。

 続いて、グランシアタ内でオーケストラピットやオペラで使用される字幕装置などを小栗さんの解説とともに間近で見学させていただきました。学生たちは、普段客席では味わうことのできない本番前の緊迫した裏方を体験することができ、現役演出家である小栗さんのお話を熱心に耳を傾けていました。