サンアンドレス大学(ボリビア)と学術協定を締結しました

2019.04.11

南米アンデス諸国の1つであるボリビア多民族国のサンアンドレス・ボリビア国立大学と包括的学術協定を締結しました。

 ボリビア多民族国はスペイン語等を公用語とする国で、鉱山資源が豊富な国としても有名です。近年は、世界埋蔵量の半分程度が存在するとされるバッテリーの原材料となるリチウムにも注目が集まっています。また同国には、ウユニ塩湖、ポトシ銀山、ティワナク遺跡など世界的にも有名な観光地があることから毎年、数多くの日本人観光客が同国を訪れています。戦前から積極的に日本人移住者を受け入れてきたこともあり、多くの日系人が居住しており、親日的な国の1つとしても知られています。

 

 今回、協定を締結したサンアンドレス大学は、1830年に建学された南米でも屈指の名門大学で(ボリビアの最高学府)、これまでに何名もの大統領や著名人を輩出しています。大学には13の学部が存在し、約7万4,000人の学生が学んでいます。2015年からは大学内に日本語講座が開校されており、日本語や日本文化に興味・関心のある学生が数多く学習しています。

 

 本協定は、情報コミュニケーション学科の綾部誠准教授が同大学で四半世紀近く、人材育成や国際協力に携わっていることから、協定締結を行うことになりました。今後、この協定を基にして、学術交流を深めていきます。

 

【参考】サンアンドレス・国立大学(Universidad Mayor de San Andrés)

http://www.umsa.bo/