ビブリオバトルを開催しました!

2019.05.31

 本学附属図書館が行っている「第4回 図書館まつり」(5月7日~5月31日)の一環として、5月30日に「ビブリオバトル」を開催しました。

 

 今回のビブリオバトル(知的書評合戦)は、長福講師(国際総合学科)の企画によるイベントで、学生たちが読んで面白いと思った本を持ち寄り、制限時間内で本に出合ったいきさつや本の魅力、感銘を受けたところなどを紹介し、どの本が一番読みたくなったか投票し、最多票を集めた本を『チャンプ本』として表彰するものです。

 

 国際総合学科の学生を中心に学生6名がそれぞれ本の魅力を発表し、「記憶に残った言葉は?」「この本を読むきっかけは?」等のディスカッションを行いました。


 チャンプ本には鷲尾みずきさん(国際総合学科2年)が紹介した『木洩れ日に泳ぐ魚』(恩田陸著)が選ばれました。鷲尾さんは、実体験を交えた分かりやすい説明で推奨理由を挙げ、票を集めました。

 2位は江川実悠さん(国際総合学科2年)が紹介した『阪急電車』(有川浩著)、3位には藤井愛実(国際総合学科2年)さんが紹介した『ちょっと今から仕事やめてくる』(北川恵海著)が選ばれました。

 

 最後に三宮企画情報課長から「短い時間で伝えるのが難しい中、ストーリーや本のポイント等、工夫して伝えようとする気持ちが伝わりました。読書で多様な価値観に触れて、人間としての幅を広げてくれることを期待します。」と講評を行いました。


 

 学生の皆さんは「他の発表者の本が読みたくなった」「どう話せば読んでもらえるのか、考えるのが難しかった」「もう一度したい」と話し、司会を務めた福田妃留さん(国際総合学科2年)、古川彩希さん(国際総合学科2年)のスムーズな司会のもと、高揚感の残るイベントでした。

 

 

ビブリオバトルの発表者及び発表した本(前列左から)

・勝目理可さん(専攻科造形専攻美術コース2年):『「言葉にできる」は武器になる』(梅田悟司著)

・馬渡佳奈さん(国際総合学科2年):『食堂かたつむり』(小川糸著)

・江川実悠さん(国際総合学科2年):『阪急電車』(有川浩著)

・鷲尾みずきさん(国際総合学科2年):『木洩れ日に泳ぐ魚』(恩田陸著)

・藤井愛美さん(国際総合学科2年):『ちょっと今から仕事やめてくる』(北川恵海著)

・藤岡汐音さん(国際総合学科2年):『新釈 走れメロス 他四篇』(森見登美彦著)