「第23回 うすき⽵宵」にて⽵ぼんぼり(⽵灯籠)を使⽤した造形作品を展⽰しました!

2019.11.06

 

 11⽉2⽇、3⽇に⼤分県⾅杵市で⾏われた「第23回 うすき⽵宵」に、プロダクトデザインコースの 1年生から専攻科2年生13名が⽵ぼんぼり(⽵灯籠)を使⽤した造形作品を展⽰しました。

 「うすき⽵宵」は毎年11⽉第1週⽬の⼟⽇に開催されているイベントで、城下町⾅杵の古い街並みが数万本の⽵ぼんぼりのあたたかい灯で包み込まれます。学内の⼯房で作品のパーツを作成し、⾅杵市の⼋坂神社で組み⽴て、点灯しました。

 大分県臼杵地域に伝わる「般若姫」と所縁のある都の⾵景を表現するために、東⻄南北の正⽅形の中にマス⽬状に⽵を配置しました。

 全体の幅・奥⾏き6M、⾼さ2M60cmの⼤きな作品です。

<作品について>

・・・般若姫の御霊を迎えるあかり・・・

 ⾅杵⽯仏を作ったといわれる真名⻑者の娘, 般若姫は, その美貌が都に伝わり, 朝廷から妃として所望されるが⻑者は⼀⼈娘である般若姫を差し出すことを拒み, 代わりにその姿を描いた⽟絵箱を献上する.

 献上された⽟絵箱を⾒た橘豊⽇皇⼦(後の⽤明天皇)は⾝分を隠して⾅杵に下り般若姫と結ばれるが, やがて都へ呼び戻される.

 皇⼦の⼦を⾝ごもっていた般若姫は, ⽟絵姫を産むと皇⼦を追って都へ向かうが, 船が嵐に遭い亡くなってしまう.

 ⼀⼈娘の死を嘆き悲しんだ⻑者夫婦は, 朝廷に⽟絵箱の⾥帰りを願い出て, 遺娘の⽟絵姫とともに, ⽟絵箱を迎える.

(うすき⽵宵HPより http://www.takeyoi.xn--com-mf4bk/)