サービスラーニングで「NPお母さん広場の託児ボランティア」に参加しました

2014.12.06

 11月1日、8日、15日、22日、29日の5日間にわたって、情報コミュニケーション学科の1、2年生と国際総合学科の1年生述べ8名の学生が、「NPお母さん広場」の託児のボランティアを行いました。場所は、仲西町のしらとり保育園でした。

 「NPお母さん広場」とは、大分市の子育て交流センターが主催する子育て支援の活動に一つです。子育て中のお母さん方が集まり、日頃の子育てに関する悩みを話したり、育児情報を交換したりして、母親同士の交流を深めていくものです。NPとはNobody Perfectの略で、誰も完ぺきではないという意味です。一生懸命に子育てをしすぎて、完璧に子育てをしなければならないと思い込んでしまうと、子育てが心理的な負担になっていき、親子共に精神的に不安定になっていく場合があります。そのため、お母さん広場では、他の人との交流を深めて、誰も完ぺきな親はいないので、適度に息抜きをしたりして楽しんで子育てをすることを勧めていきます。

 この活動のためには、お母さんたちの交流の間に託児をする人が必要になります。子どもが0歳から3歳くらいなのでほとんどマンツーマンで多くのボランティアが必要です。保育士さん、子どもルームの指導員、地域の子育て支援員の方々に交じって、学生たちも子どもたちの保育に奮闘しました。

 まだ言葉もよく話せないような小さい子どもたち、お母さんと離れて泣いてしまう子どもたちのお世話をするのは大変ですが、学生たちは積極的に子どもと関わって、子どもの笑顔を引き出していました。

 子育て交流センターの所長さんにも、学生が頑張ってくれたとお褒めの言葉をいただきました。学生も子どもとのコミュニケーションだけでなく、子育て支援の現場を目の当たりにして、大変貴重な経験をさせていただきました。


担当:情報コミュニケーション学科 藤田