国際コミュニケーション
国際コミュニケーションコースでは、英語・フランス語・中国語・韓国語のいずれかで実践的なコミュニケーション能力を高め、国際社会で活躍できる人材の育成を図ります。TOEICや各外国語の検定資格を取得するための科目が充実しています。所定の科目を履修することで、「上級秘書士(国際秘書)」(全国大学実務教育協会認定)の資格も取得可能です。
Admission Policy 求める学生像



カリキュラム
コース別履修科目
グローバル化に対応した国際的視野とコミュニケーション能力の養成
外国語
7つの外国語科目(英・独・仏・中・葡・伊・韓)からの選択
全コース共通
基礎ゼミ/国際総合入門/キャリアデザイン/教養ゼミ/フィールドワーク実習/卒業研究
1年次
前期
- 英語コミュニケーションⅠ
- イギリス語学実習
- 国際秘書概論
後期
- 多文化理解論
- 国際経済論
2年次
前期
- 近現代世界の歴史
- 現代英語
- 検定演習(仏・中・韓)
後期
- 比較文化論
語学力+国際感覚が身につく!
海外語学実習&海外ボランティア&国際車いすマラソンボランティア
国際総合学科では、生きた外国語を学ぶための海外語学実習をはじめ、語学力を活かしたボランティア活動を積極的に行っています。
海外語学実習
毎年、春休みや夏休みを利用して多くの学生が海外で語学実習を体験しています。現地で実際に生活し、多様な文化的背景をもつ人々と交流することで、語学力をはじめ、異文化を理解する能力も養うことができます。
※実習先によっては、実施可能な最少参加者数に達しない場合には、研修を実施できないこともあります
【イギリス】 セントラル・ランカシャー大学
イングランド西部の街プレストンにあるセントラル・ランカシャー大学での語学実習。英国の歴史と大自然を同時に体感できます。ビートルズの故郷リバプールやピーター・ラビットで有名な湖水地方へのバス旅行も実施されます。
【アメリカ】 カリフォルニア大学デイビス校
4週間のプログラムで少人数レッスンを受講、放課後は現地学生によるアクティビティが行われます。週末はディズニーランドやヨセミテ国立公園などのツアーも実施します。また「海外ボランティア実習」にも参加できます。
【ニュージーランド】 クライストチャーチ工科大学
ニュージーランド南島最大の都市クライストチャーチ市で4週間の語学実習を行います。ホームステイをしながら語学の授業を受け、放課後にはニュージーランドの文化や現地の学生生活も満喫できる課外活動も充実しています。
【フランス】 サヴォア大学
フランス南西部、シャンベリー市のサヴォア大学で4週間の語学実習を行っています。アルプスでのスキーツアーや地元学生とのパーティ、パリ観光など充実した課外研修も実施しています。
【韓国】 釜山外国語大学
レベルごとに分けられたクラスでの韓国語の授業や文化体験の授業に参加します。文化体験は、キムチづくり、チマ・チョゴリ体験のほか、K-POPダンス体験、応援グッズづくりなどの楽しいプログラムが用意されています。
【中国】 江漢大学
武漢市は、3500年の歴史を有する観光都市で、江漢大学は留学生が多く在籍する国際色豊かな大学です。恵まれた環境で中国語を集中的に学習することで、短期間で驚くほどの成果を上げることができます。
海外ボランティア実習
カリフォルニア大学デイビス校で行われる海外語学実習では、サービスラーニングとして、さまざまなボランティア活動を体験できます。
生活弱者支援施設での食事作りや配膳をはじめ、老人ホームでは日本の歌を歌ったり折り紙を教えたりして交流を深めます。
また、心に病を持った子供たちが通う特別支援学校では農作業などの屋外活動に参加しています。「海外ボランティア実習」は1単位の科目であり、ボランティア活動の時間以外にも、アメリカへの出発前の事前研修や現地研修、現地での活動報告や帰国後の報告プレゼンテーションなども含まれています。
大分国際車いすマラソン大会ボランティア
毎年、通訳ボランティア会Can-doのお手伝いで「大分国際車いすマラソン大会」にボランティアスタッフとして参加しています。
海外選手の大分滞在中の通訳や付き添い、大会当日の進行をサポートをしています。参加前には研修会に参加し、車いす競技や車いすの取り扱いなどを学びます。
また、この大会に合わせ本学で交流イベントを開催し、参加選手を招いて講演会などを行っています。
教員メッセージ
教授 ジュリー・ヌートバー
「大分国際車いすマラソン大会」に通訳ボランティアとして参加する学生は、とても貴重な経験をしていると思います。英語だけではなく、15ヵ国以上から参加する選手からは、さまざまな外国語での対応が要求されるので、芸文短大で学んでいるそれぞれの外国語を生かすとてもよい機会になります。参加者は、海外選手との交流を通じて、講義では学べないコミュニケーションの楽しさや国際理解の大切さも体験し、自立し前向きな精神を持つ選手の方々から勇気と希望をもらっています。社会に貢献することによって、学生は自分が大きく成長していることを実感できます。
准教授 朴 貞蘭
ヨロブン、アンニョンハセヨ? 私は、韓国語・韓国文化の授業を担当しています。専攻分野は、韓国と日本を中心とした東アジアにおける教育学ですが、授業では韓国に関連するあらゆるジャンルを取り上げています。韓国語のほか、歴史、文学、教育、政治、経済から、大衆・伝統文化など、幅広い分野でみなさんと問題意識を共有し、深めていきたいと思います。日本と一番近い国である韓国について、一緒に勉強しませんか。きっと楽しいと思います!
准教授 許 挺傑
急速な経済成長を背景に、国際社会に圧倒的な存在感と影響力を見せる中国。日本との関係においても、政治面における困難は今後もある程度続くであろうと予想されますが、経済面では両国の連携をますます強めていかなければいけないこととなるでしょう。そのような中、中国という隣国とどのように付き合っていくべきか、その土地に暮らす人々の生活・文化・経済活動が日本にどのような影響を及ぼしうるかなどについて、真剣に考えていく必要があると思います。それらのことについて、日本人の学生さんと、中国語の勉強を起点として、試行錯誤をしながら、一緒に考えていきたいと思います。中国語だけでなく、中国の社会や文化などについても一緒に勉強しませんか。
本学と江漢大学は交流協定を結んでいます
本学は、中国武漢市にある江漢大学と交流協定を結んでいます。
毎年、江漢大学の日本語学科から、特別履修生(留学生)が来日し、1年間、一緒に本学で学びます。
取得できる資格など
TOEICⓇ/上級秘書士(国際秘書)
目指せる主な職業
貿易関係/グランドスタッフ/旅客運輸業/NPO法人 etc...
卒業生メッセージ
『進学』を選んだ先輩の声
大分大学経済学部編入学
平成31年卒業
英語をしっかりと身につけたいという思いから国際コミュニケーションコースを選択しました。さまざまな授業と体験は、言語だけでなく異文化への知識を深めることにも繋がり、視野を広げてくれました。小論文の講義など編入学試験対策になるものも多く、この学科で正解だったと思っています。また、個性豊かな先生方が親身にサポートをしてくださったおかげで、試験勉強に本腰を入れながらも、充実したキャンパスライフを送ることができました。私が経済学を学ぶという目標を見つけられたように、皆さんも目標を見つけることができると思います。
『就職』を選んだ先輩の声
大分県庁一般事務 勤務
平成29年卒業
1年生の夏に経験した大分県庁でのインターンシップをきっかけに、県民のために働く職員の姿勢に魅力を感じ、県庁での仕事に携わりたいと思いました。公務員試験対策の勉強に加え、短期留学、ボランティア、アルバイト等、学生時代に経験したことすべてが自分の自信に繋がりました。勉強だけではなく、ボランティア等、さまざまな場所で、いろいろな経験をすることが、視野を広げると同時に、将来の目標を見つけるきっかけにもなります。