観光マネジメント
九州地方には、湯布院や阿蘇など全国的に有名な観光地があり、エコツーリズムなど〈観光〉による地域活性化の試みも盛んです。観光マネジメントコースでは、観光学や経営・マネジメントに関する科目など実務に役立つ教育を通して、大分を中心に観光の分野で活躍できる人材の育成をはかります。「観光実務士」(全国大学実務教育協会認定)の資格が取得可能です。
Admission Policy 求める学生像
カリキュラム
コース別履修科目
- 観光業を中心に地域社会で活躍し「観光立国日本」に貢献する人材の育成
現代教養
現代に生きる職業人としての一般常識と教養の習得
1年次
前期
- 観光総論
- 観光英語
- 大分の観光と文化
後期
- 観光ビジネス論
- 世界遺産論
- 観光文化論
2年次
前期
- 観光人類学
- 観光地域づくり論
- エコツーリズム論
後期
- グランドスタッフ実務
- 観光実務論
- 観光資源論
教員メッセージ
教授 疇谷 憲洋
「世界遺産論」を担当しています。グローバル化が進み世界がますます近くなる中、「観光」に関しても、これまで以上に幅広い知識や新しい発想が必要になってきます。さまざまな世界遺産の背景、そして世界遺産の意義を学ぶことを通じて、観光関連だけでなく、これからの日本と世界についても考え貢献することが出来る基礎力を身につけましょう。
教授 高瀬 圭子
担当している科目「観光資源論」では、自然景観や温泉、歴史ある街並みや文化遺産などを、観光資源としてどのように活用し、ツーリズムの発展に結び付けているか、ヨーロッパの事例を日本と比較しながら考えています。視野を広げて世界のさまざまな文化を知り、地域での実践に役立ててみませんか。
准教授 宮野 幸岳
自分とは違う「他者」との出会いが、旅の、そして観光の醍醐味です。休みを利用して実際に旅に出ることはもちろん、キャンパスのなか、プライベートな時間であっても、これから出会う未知のヒト・モノ・コトとの交流を通してたくさんの刺激が受けられます。これまで自分が体験し、学んで得てきたことを軸としながら、この新たな出会いから自己の成長を進めて下さい。私自身も、多くの学生の皆さんとの出会いを通して、刺激を受けることを楽しみにしています。
取得可能な資格
観光実務士/観光英語検定/世界遺産検定
目指せる主な職業
旅行業/ホテル ・旅館業/旅客運輸業/グランドスタッフ etc...
卒業生メッセージ
『進学』を選んだ先輩の声
長崎大学環境科学部編入学
令和4年卒業
もともと英語が好きでもっと学びたいと思い国際総合学科に進学しましたが、1年生の時に受講した環境と社会の内容がとても印象に残るもので、そこから徐々に環境問題に関心を持つようになり、結果的に進学先を決めるきっかけになりました。またそれを機に海岸清掃などのサービスラーニングにも学科を超えて参加したりと意欲的に活動することができました。学生生活の2年間は終始頃中にありましたが、昨年の頃端西では角結会のメンバーとして企画から運営まで勤め貴重な体験をさせていただいたことが1番の思い出です。
『就職』を選んだ先輩の声
大分県農業協同組合 勤務
令和4年卒業
私は芸術と韓国語が学びたいと思い、国際総合学科を選びました。学科を超えて授業を履修できるため、美術科にも興味があった私にぴったりでした。授業を受けていくうちに 観光に興味がわき、観光マネジメントコースを選択しました。その中で、「食」が観光客を呼び込むひとつの鍵であることを学びました。そして後継者不足等の課題に直面している農家の方々の手助けをしたいと思い、大分県農業協同組合に就職することを決めました。芸文短大では様々な分野を学ぶことができるため、新たな目標とやりたいことがきっと見つかると思います。資格や検定なども取得可能なのでたくさんのことに挑戦してみてください。