木村 淳也 KIMURA Junya

イメージ

詳しい学位や業績に関しては、以下の研究者情報をクリックしてください。

メールアドレス

j-kimura●oita-pjc.ac.jp

※スパムメール防止のため、メールアドレスは「@」を「●」で表示しています。
メール送信時には半角「@」に変更してください。

 

オフィスアワー 

<前期>
  • 火曜日の昼休み(12:10~13:00)
  • 水曜日の昼休み(12:10~13:00)
<後期>
  • 水曜日の昼休み(12:10~13:00)
  • 木曜日の昼休み(12:10~13:00)

 

プロフィール

茨城県生まれ
明治大学文学部文学科日本文学専攻 卒業
明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程 修了
博士(文学)

専門分野・研究課題

【専門分野】
琉球文学、東アジア文化交流史、日本古代中世の説話文学

【研究課題】
・近世琉球における歴史叙述・地誌の研究
・琉球における中央・周縁の関係性(地方間切旧記類の成立とその変遷)の研究
・江戸(およびヤマト世界)・薩摩(および九州)・琉球におけるヒト・モノの交流と文化受容に関する研究

担当科目

  • 日本の文化と社会
  • 日本の伝統文化
  • 文章表現Ⅰ・Ⅱ
  • 検定日本語演習
  • 日本語コミュニケーション
  • 現代日本論
  • 比較文化特論
  • 教養ゼミナール
  • 卒業研究Ⅰ
  • 卒業研究Ⅱ

所属学会・社会活動

【所属学会】
説話文学会
上代文学会
古事記学会

【社会活動】
明治大学リバティアカデミー(生涯学習講座)講師(2012年~2013年)
法政大学沖縄文化研究所国内研究員(2012年~現在に至る)

主な業績

  • 「琉球の説話・歴史叙述と環境――御嶽神名・伝承と〈自然〉景観」,単著,2023年7月,小峯和明編『日本と東アジアの〈環境文学〉』,勉誠出版,pp.389-406
  • 「『常陸国風土記』の遠近法―「俗」表現が志向する「常陸」の姿―」,単著,2022年3月,『文芸研究』第147号,明治大学文学部,pp.5-23
  • 「琉球の歴史叙述と説話」,単著,2021年3月,小峯和明編『東アジアの文学圏』(「東アジア文化講座」第三巻),文学通信,pp.277-287
  • 「『萍水奇賞』と寛政年間における岡崎・尾張」,単著,2019年9月,『文芸研究』第139号,明治大学文学部,pp.83-103
  • 「『古事集』試論――本文の特徴と成立背景を考える――」,単著,2017年11月,小峯和明監修・金英順編『東アジアの文学圏』,笠間書院,pp.325-343
  • 「島津重豪の時代と琉球・琉球人」,単著,2015年10月,鈴木彰・林匡編『島津重豪と薩摩の学問・文化』(アジア遊学190),勉誠出版,pp.167-185
  • 「『遺老説伝』所収説話にみる近世琉球の領域意識―琉球をかたち作る「内」と「外」―」,単著,2015年8月,『淵民學志』第24輯,淵民學會(大韓民国・延世大学校),pp.87-116
  • 「琉球の守護神・航海神としての「弁財天」——その重奏と変奏を薩琉関係からよむ——」,単著,2014年7月,『立教大学日本学研究所年報』12号、立教大学日本学研究所、pp.38-52
  • 「琉球史書の特質と問題―東アジア国際関係を軸として」,単著,2014年2月,増尾伸一郎編『交響する東方の知』(知のユーラシア),明治書院,pp.159-192
  • 「王府の歴史記述―『球陽』と『遺老説伝』」,単著,2014年1月,島村幸一編『琉球 交叉する歴史と文化』,勉誠出版,pp.28- 50

メッセージ

 グローバル化が叫ばれている今の時代、外国語の習得や異文化への理解を深めることはとても大切なことですが、一方で自分が所属している文化や歴史(伝統的なもののみでなく、地元のローカルな文化や、ポップカルチャーも含まれます)をきちんと理解していることも同じくらい重要と言えます。また、現代日本の文化とは、琉球文化やアイヌ文化などを含む複合的なものであり、そういった「内なる他者」に対してもしっかりと眼差しを向け、積極的に学んでゆく必要があります。

 日本の様々なモノ・コトを知りたいと思っている海外の人たちに、自国の歴史や文化、社会を正しく紹介・発信できるよう、一緒に知識を深めてゆきましょう。