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寄稿「大分国際車いすマラソンボランティアでの思い出」 井上 志穂実(2018年度卒業生)

2021.8.30更新

 この度は、創立60周年誠におめでとうございます。

 芸文短大での思い出はたくさんありますが、中でも私にとっての特別な思い出が「大分国際車いすマラソン大会」に通訳ボランティアとして参加したことです。

 芸文短大では毎年通訳ボランティア会Can-doの皆さんのお手伝いで、学生がボランティアスタッフとして参加していますが、芸文短大に入学する前から、オープンキャンパス等でこのボランティアの話を聞いており、海外の選手のサポートができることにすごく興味がありました。ぜひ参加したいと思っていたので、通訳ボランティアの機会を得たときは嬉しかったです。

 ボランティアの内容としては、海外選手の大分滞在中の通訳や付き添い、また大会当日の進行サポート等です。大会前に事前研修会へ参加し、Can-doの皆さんから車いすの扱い方や外国人選手のサポートの仕方、当日のスケジュール等を教えて頂きました。

 私はブラジルチームのサポートとして参加し、選手たちが私たち学生にもとてもフレンドリーだったのをよく覚えています。また、選手たちとCan-doの皆さんとの距離の近さもとても印象的でした。海外の選手たちが毎年大分の大会を心待ちにしているという話を聞き、ボランティアの方々の毎年変わらない温かいサポートがそうさせるのだろうなと、選手たちとCan-doの皆さんの信頼関係を見て感じました。

 この貴重な体験を通して、講義だけでは学ぶことのできない異文化交流やコミュニケーションの楽しさを学びました。また、ボランティアの方々の活動を間近で見ることができたこともとても意義があったと感じています。

 芸文短大では、様々な講義のほかに地元大分のイベントへ参加する機会も多く、学内外での体験を通じて、異文化への理解を深めたり理解したりと素晴らしい機会がたくさんあります。 私自身このような地元の国際大会に参加するだけではなく、第一線で活躍されている選手のサポートができたことはとても幸運でした。

 最後になりますが、芸文短大での学生生活は私にとって最高の時間でした。親身に支えてくださった先生方には今でも大変感謝しています。近いうちに会えることを願っています!

井上 志穂実